美容院に行った。
いや、もしかすると、美容室なのかもしれない。
どこがどう違うのか分からないし、調べようとも思わない。
要するに僕は、髪を切ったのだ。
切り終わった後、髪のセットをしてもらった。
毎度のことながら、個人的にはイマイチな出来栄え。
「ありがとうございました!」
と言って車に乗るや否や、バックミラーでセットをやり直す。
もしかすると、美容師さんがその姿を見てがっくりしているかもしれない。
が、多分大丈夫。
たぶん。
セットし直してなんとかなるならいいが、今日はそうもいかなかった。
僕が思うに、ドライヤーで髪を乾かす段階で失敗していたのだ。
失敗、というと美容師さんが悪いように聞こえるが、悪いのは僕の髪質だ。
この髪質を扱うのは、いくらベテラン美容師といえど難しいらしい。
というわけで、僕は「なんだかなー」と思いながら美容院を後にした。
髪のセットがイマイチというのは、なにも悪いことばかりではない。
というのも、無駄な買い物をせずに済むのだ。
どういうことか?
実は帰りにイオンモールに寄って洋服を見てきたのだが、鏡に映る自分に似合う服がどうにも見つからないのだ。
もし美容師さんによって完璧な髪型に仕上げられていたら、ありとあらゆる服が似合ってしまっただろう。
しかし今日の僕はちんちくりんな天然パーマ。
こんなおっさんに、どんな服が似合うというのだ。
まあ何はともあれ、お金の節約になってよかった、よかった。
みなさんも、服を買いに行くときは髪をセットせずに行くことをおすすめする。
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